chibaccho's diary

デジタル畳職人で猫グッズも作る人の雑記 ち畳工房・ち音楽堂(http://www.c-ongaku.com)

音楽って何だろう?

 音楽著作権協会さんの、指導により、銀河のほとりでは、当面の間、 音楽活動が、できなくなりました。事の次第は、こうです。  まず、 著作権協会から、『音楽著作物利用許諾申込書』というのが数回に渡り、おくられてきました。料金規程など説明書は入ってきましたが、バーや、カラオケ基準のようで、どういうことか、わからないので、問いあわせの電話をいれたところ、(5月末) 「飲食店で、ライブや、歌声喫茶をやるためには、包括契約というのが必要で、音楽活動をはじめたときにさかのぼって支払わないと、法的手段に出る。」と、いきなりいわれました。

詳細は上記の日記の続きを読んでいただきたいのですが、おいらも大分以前から音楽著作権の管理のありかたには疑問を持つ一人で、若かりし頃は音楽で成功しちゃる!と夢を抱いて道を踏み外したりしたんですが(笑)それによって音楽業界に幻滅して冷めてしまった部分もあったりします。

過去に学校で企画した無料のライブでも、著作権料を徴収に来た事があり、その理不尽さからおいらの不信感が募りだしたのです。

融通の利かないシステムを、ユーザーの利便を無視してごり押ししている部分が、現在の音楽業界の衰退に拍車をかけているように思えてなりません。新しい著作権管理団体も出てきているようなので、早く自由競争でIT社会になじむシステムが出てきて欲しいと、切に願います。

そもそも著作権を作者本人が自由に出来ないところからおかしい。個人でも利用できる料金で著作権保護が受けられれば、ネットを使って個性的で自由な音楽活動をしてそれで生活できる人も出てくるかもしれないし、音楽を使いたい人に融通の利いた対応が出来そうな気がします。

おいらが著作権者だったら、上記の日記の方のような人には無料で音楽を提供したいと思うし、場合によっては無料で提供することによって、良いプロモーションになったりと使い分けができると思うんですよね。

ビジネスに走りすぎて、本来の音楽の姿ってものが見失われている気がしてなりません。仲間が集まって楽しく歌っているところにがさ入れで踏み込んでくる・・・。日本は戦時中に戻ったんでしょうか?(^_^;)