chibaccho's diary

デジタル畳職人で音楽も作る人の雑記 ち畳工房・ち音楽堂(http://www.c-ongaku.com)

3.11あれから一年

一年前の今日、勤め先の工場であのいままで経験した事が無い激しい揺れに見舞われた。外に逃げ出した同僚から聞いた話では、建物がひし形に歪むくらい揺れていて、これは何人か死んだなと思ったそうだ。幸い死者は出ませんでしたが。
電気が止まり、段差だらけになって渋滞する街中を抜けてようやく家に辿りつくと、家族が散乱する物やガラスの破片の片付けをしていた。途中で潰れてしまった家を見てきたので、家が潰れていなかったことにほっとした。
幸いガスと水道は生きていたので、土鍋でご飯を炊いて明るいうちに夕食を済ませ、暗くなってからは余震を警戒しながら布団にもぐり、ラジオを聞いているしかなかった。
情報がラジオとツイッター等からしか得られず、閖上の津波の被害を伝えていたNHKのアナウンサーがこの地区に所縁のある方だったのか、穏やかで良い場所でここで真面目に魚をとって暮らして人たちが・・こんな事があって良いのでしょうか・・と嗚咽をもらしていて、事の重大さを感じたのでした。
その後一週間電気が復旧せず、日が出れば暖かい車の中で本を読んだり、布団のなかでラジオを聞いたり。食料を得る為に自転車で走り回ってスーパーの行列に並んでわずかな食料を得てと、それまでいかに恵まれた生活をしていたかを痛感させられるのでした。
あれから一年、自分の周りの生活は平穏を取り戻したように見えるが、飛び出したままのマンホール、未だ山積みの瓦礫や自動車、改善するどころか悪くなっている感じがする雇用状況・・・。そして原発・・・。ニュースで放送される沿岸部の状況を見ても、まだまだ先は長いのだなと。